VOL 147|ドア
ドアの大きな破れ補修
2009.05.01作業時間約3時間
料金30,000円+税
ドアのやぶれです。やぶれた部分に穴を開け、引っ張りながら切断面を
接着できたので何かと補修できました。
パテをうって木目描きなら1日仕事になるところでした。
写真はチップを型押して成型してある面材でできた折れ戸に開いた穴です。穴の他にキズがないことから、柔らかいものによる大きな衝撃が加わってこうなったようです。
シート貼りでない為、表面に木目に合わせた割と深めの凸凹があり、パテ埋めによる面出しをすると、凸凹の復元に時間がかかるため、今回はへこんだ部分に数か所穴を開け、鉤型の針金で引っ張り上げながら破断面を接着する方法にしました。接着面の段差がゼロにはなりませんが、枝葉を犠牲にしても木全体を助ける方法です。
ご覧の通り全く分からなくなりました。強度的にも元の状態と変わらないくらいに仕上がったと思います。築4~5年の扉と思われますが、新しく作るにはちょっと難しい部材のようです。
-
同カテゴリーの
前の記事 -
同カテゴリーの
次の記事