VOL 218|ドア
ドアの破れ補修
2010.01.20作業時間のべ7時間
料金50,000円+税
今回の現場ネタは大物です。ある施設のドアですが、なぜこうなったかは分かりませんがこの状態はひどいでしょ!上の割れは上下方向250mm左右方向200mmにわたって割れています。
きちっと直そうとすると割れた部分を取り除き、下地を作ってパテを盛り、削って面出しし、更に木目を再現することにより1か所1人工でも無理になってしまいます。
ただ、「完全に平らな面出しにこだわらなければ,、割れた部材をうまく起こして固定し、多少ある段差を樹脂で埋め、その部分だけ木目を通す方法なら仕上がりは80%ですが、時間は半分くらいになりますが・・・」と提案したところ、出来るだけ安く直したい様で、後者の方法で作業することになりました。
上の中央の写真は割れの外側に何箇所か穴を空けて起こし、接着剤で固めた後、樹脂でできるだけ平らに近くした状態です。この方法だと中が空っぽの為強度に不安があり、右側に木片を支えに入れて補強してあります。完全に平らでないので木目を通してもよく見ると分かるレベルですが、お客さんは満足してみえたので良しとしましょう。
下の写真は武藤君の仕事です。こちらは直径100mm位の穴ですが、下地も入れてあるので強度も問題なく平面も割と出ていてなかなか2時間でやれる仕事ではないでしょう。
今回上の穴が5時間、下が2時間。併せて1人工の仕事でした。
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