VOL 384|フローリング
キッチン床ハガレ補修
2013.09.09作業時間約1人工
料金50,000円+税
中古戸建て物件の工事です。
巾75mm~100mmで長さ1800mmが2列にわたって床の表面がはがれてありません。
その上、周りの部分もプカプカ浮いている所があって可成りのダメージです。
これを補修で直そうとするとお金がかかる割には完璧には直しにくいのと、耐久性の問題もあって見積の段階で補修以外の方法を考えたほうがいいですよと提案したのですが・・・・。
やっぱり補修で直して欲しいということになった様で、何とか頑張ってみました。
通常この手のハガレの欠損部分は樹脂で埋めるのですが、これだけ大きいと樹脂で成形するコテの長さが足らず大変苦労しそうですし、樹脂が何本あっても足りません。
かと言ってパテで成形するとなると浮いてプカプカしている所では割れが発生しそうですし、削るのと着色で一手間掛かりそうです。
そこで今回は第3の方法にチャレンジしてみました。
それは欠損した表面材と同じ厚みの単板を貼り付ける方法です。今回厚さ0.7mmがぴったりでした。
端の方から欠損した形に合わせながら単板をカットしていき、接着後隙間ができた所だけ樹脂で埋めれば表面の平面も楽に出せます。その上パテの粉が舞い上がることもありません。
それでも下地と成形に3~4時間かかりました。接着と表面処理に3時間くらい。併せて約1人工の作業でした。
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