VOL 496|プライベート
童心に帰って
2018.07.24「昆虫すごいぜ」(VOL・491参照)を観てから密かに温めていた新たな挑戦・・・・。
それは・・・子供の頃の夢だった「ミドリシジミ」を捕るということ。
小学生時代、名和昆虫博物館館長の名和秀夫先生主催の昆虫採集旅行に連れて行ってもらってから昆虫少年を気取っていたものの、名古屋の街中に住んでいては大した虫を捕ることもできず、図鑑を眺めては夢想するのが関の山でした。
その中でも遠く憧れていたのが「ミドリシジミ」。
当時の図鑑は今のように生態を写した写真などはなく、標本を写しただけのものや絵画のものまでありましたが、それでも「夕方に食樹のハンノキやカシの梢を緑色に輝く翅をきらめかせながら雄同士が縄張り争いをして飛び回る」等の解説に心躍らせたものです。
そんなミドリシジミをついにGETしました。
昨夏、植物観察で訪れた僕の行くポイントはかなり有名な所らしく、大阪や京都からもマニア?の方が来られます。(みんな僕より年上ですが・・・)
昆虫カメラマンも多くバズーカ砲のようなレンズのカメラを持って来ている方もいます。
みんな子供のようにチョウを追いかけて楽しそう。
仕事柄運動不足の小生ですが、辛い山道歩きも気にならないほど夢中になってしまいます。
この年になってまだ「ワクワク」できるのものに出会えたことに感謝!
上の写真は「キリシマミドリシジミ」の♀と♂
♂が翅を開いてくれると輝く緑色がきれいなのですが、なかなか開いてくれず残念です。
もうひとつは「クロシジミ」。
このチョウは幼虫時代に土中のアリの巣の中でアリに育てられるという変わった生態です。
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