VOL 432|フローリング
方向変色する床のはがれ
2015.06.02作業時間約2時間
料金20,000円+税
分譲賃貸マンションの床ですが、一時期流行った方向変色するフローリング材です。
突板の上にクリアをかけただけのもので割りと高級感があって良いのですが、傷がつくととても直しにくい補修屋泣かせ。
僕も駆け出しの頃泣かされました。
ちょっとした打痕ならともかく今回のような大きな傷は「直りません」とはっきり言う補修屋さんまでいます。
下地処理した跡は剥がれて欠損した部分を樹脂で埋めて平面を作り着色します。
その際傷跡を隠蔽するための顔料と、色目を合わせるための染料を使い分けてできるだけ違和感なく仕上げていきます。
ほぼ仕上がってきた頃に少しだけ色調を変えたい時、「アースリー」が販売している微調色スプレーをよく使います。
もちろん染料系の塗料を薄くしてガンで吹いても良いのですが、色を変える度にガンを洗わねばならず手間がかかります。
ところがそれを手軽にできる微調色スプレーは優れものです。
今回は木目を描いて終わりにしましたが、木目にそってエアブラシでパール塗料を吹く等のバリエーションもあります。
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