VOL 185|フローリング
ビス穴補修
2009.09.28作業時間
料金
よくある補修ですが、ビス穴埋め補修です。原因は分かりませんが、床を張り替えた際サネを落としたのか、床材が浮くのを留めるためにビスが揉んであります。向こう側天井と手前側天井に光源があり、両側から見られる上に通り過ぎる時にビス穴上を光源が縦断するように見え、条件的には厳しい補修です。今回はあえてビス穴上に光源が重なるよう撮ってみました。
こうすると補修面のほんのわずかなうねりや歪みでも違和感が出るため、補修屋にしてみれば一番嫌な構図の写真になります。どうです?結構きれいに光源が写り込み、面がきっちり出ている上に表面の質感も悪くないと思います。
この手の補修は面出しの際、キッチリ面出しできていても、木目を再現する過程で手を加えるに従って少しずつ面が崩れてしまうことが多いです。
更に表面の質感までもとなると作業中少しずつ微調整が必要で、面、色、艶の三拍子が揃わないと、こういう厳しい条件の現場をクリアすることは難しいです。
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