VOL 112|その他の補修
無理やり But 結果オーライ
2008.11.30作業時間
料金
今回の例は普通なら100パーセント断る件ですが、一寸訳あって上手く直らなかったら交換するからやって欲しいとの条件付きで引き受けました。
見ての通り鋼板の凸模様があり、その再現方法が課題となり考え込んでしまいます。
方法としてはヘコミ部分に穴を開けて引っ張り出し、後でその穴だけ補修する方法と、パテを盛ってヘコミを埋める方法の2種類が考えられます。
前者は内部に引っ張り出せる空間がないと不可能で、内側の構造が分からない以上やるべきではなさそうでした。しかし、後者でやるとしてもパテ埋めして面出しした後、凸模様を再現せねばならず、どこまで再現できるのか不安はありました。
結局、写真のようにパテ埋めした後、凸のトップで面を揃えて凹を掘り込むことで模様を再現してみました。ただ、傷付いた時にヘコミの周りがうねっていて、全くの平らにする為には模様の再現範囲が広くなりすぎ痛し痒しというところです。
言い訳すると、写真は一番光の厳しい条件で撮っている為イマイチですが、実際に下から見上げるともう少し目立ちません。自分的には余りいい点数はつけられませんが、お客さんには喜んでいただいた様なので結果オーライです。
また同じような件があれば、今回の経験を活かし次はもう少し上手くやれるはずです。(^-^)
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