VOL 95|その他の補修
ー銀行の家具ー
2008.10.01作業時間
料金
今日はビス穴ですが、フローリングではなく家具です。銀行の受付カウンターの家具を組み立てるときに裏から揉んだ(※)隠しビスが長すぎて、ビスの先が面材を押し上げて割れてしまった穴と、補強用に表から揉んだビスの頭隠しです。
見てくれは良い実用的な面材ですが、実は表面材は木目をプリントした紙です。従って樹脂で埋めた後の面出しの為のペーパーがけは厳禁です。ペーパーをかけた途端、プリントされた木目がツルっと取れて白い紙が顔を出し、血の気は引き青ざめ頭の中は真っ白になり、後悔の余り便所にこもって泣きたくなります。( ̄□ ̄|||)
そういった失敗を乗り越えて用心深くなり技も身に付き、日曜補修屋→補修屋→補修人→必殺補修人へと成長していくのです。我々補修を生業とする者は、補修の神に一歩でも近づく為に更なる高みを目指して日々修行を続けるのです。p( `o´ )q
今回は同じような穴が6個あって2時間で終了しました。
※ビスを揉む・・【錐揉み〈きりもみ) 穴を開けるためにキリを手のひらの間にはさんで強く回すこと】の意味が転じてビスを回して打つことを揉むという。
-
前の記事
-
次の記事