VOL 24|階段・框
「框(かまち)とフローリングの取り合い」
2008.01.11作業時間
料金
戸建ての補修でたまにあるのが框とフローリングの取り合い修正です。
2階への階段の上がり框や、玄関框とフローリングの取り合いの仕上がりについては、通常框の方がフローリングより1mmくらい上か、面一(ツライチ)の仕上げになりますが、フローリングの下地のできによってうまく納まらずに、フローリングのほうが框より上になってしまうことがあります。
框1本分均等に上がっているならまだしも一部分だけ上になってしまうと、床か框かどちらかが傾いていることになり問題になります。
そんな時低くなっている框に樹脂を盛って高くし、その上に木目を描いて仕上げます。厳密に言うと框が一部斜めになりますが、見ても触ってもまずわかりません。
このような補修は、補修屋なら誰にでもできるわけではなく、腕の見せ所です。
仕上がりを確認にきた監督から「オォ~ッ!!」という感嘆の声が聞ける一瞬です。(* ̄ー ̄*)
☆写真では分かりにくいですが、左手前の框が、右むこうのフローリングより、巾木側で少し下になっていますが、修正後面一になっています。
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