VOL 221|補修考
補修考 ≪四の巻≫
2010.01.31今日の補修考は補修レベルをグラフにして考察してみたいと思います。
まず、グラフの見方ですが、Y軸が補修レベルで上に行くほどレベルが高くなります。そしてX軸はお客さんの目の厳しさになり、右へ行くほど細かいお客さんになります。
次に直線Tはお客さん満足直線といい、厳しい客さん(右に行く)ほど高い補修レベルが求められることを表しています。
そして直線A~Cは、補修屋さんの技術レベル直線で、CさんよりBさん、BさんよりAさんの方が技術レベルが高いことになります。つまり、この技術レベル直線がお客さん満足直線より上にあれば、その人の技術でお客さんに喜んでもらえることになります。
そしてこの2本が交差している点a、b、cは技術レベルがお客さんの満足度を越すことができない、つまりその補修屋さんではそのお客さんの仕事を収めることができない補修限界点です。
よってBさんよりAさんのほうが限界点が高く、より厳しいお客さんを満足させることができることを示しています。
又、技術レベル直線とお客さん満足直線とY軸に囲まれた三角形は、その補修屋さんの補修可能区域です。その三角形の面積を比べるとCさんよりAさんの三角形が大きく、より補修の幅が広いことが見て取れます。これはAさんは自主検レベルの仕事なら全力を出すことなく楽々直すことができることを示しています。それに比べCさんは内覧レベルを収められないどころか自主検レベルを収めるので精いっぱいであることが分かります。
つまりAさんは自主検レベルの仕事なら現場の状況に合わせて70%くらいの力で流してスピードをアップすることも可能なのです。
そして直線Sを見て下さい。限界点はありませんね。そう、つまりどんなに細かいお客さんも目を疑い狂喜乱舞し、涙を浮かべる程の技術、神の領域です。
補修屋なら誰でも憧れる天上人。 さぁS級目指して日々精進!!
補修考 ≪五の巻≫へ続く
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