VOL 258|社長のつぶやき
補修実演
2010.07.01
先日の展示会の時、ブース内で補修実演をしました。
僕らは他の出展者のように建材とか設備など売る品物がある訳ではありません。補修の商品はあくまで「技術」。
そこで補修例のビフォー&アフターをプリントして展示しましたが、他にこれと言って展示するものもなく、思いついたのが補修実演です。
ただ、1日1万人以上も来場するポートメッセなごやの場内で、スプレーを吹きまくる訳にもいかず、材料の一部を水性の物で代用することで実演することができました。
その方法とは・・・。
まず、7.5㎝×20㎝位にカットしたフローリング材を用意し、希望者にはその材を金づちで思いきり凹ませてもらい、その傷をその場で直すというものです。
これが結構うけまして、素人の方から大工さんまで色々な人が挑戦してくれました。
展示用のテーブルの天板が跳ね上がり、半径20m位の人が全員振り返る程の馬鹿力でぶん殴った女性から、色々とイチャモンをつけながらも、最後までしっかり見ていったイレズミを入れた業界人まで、こちらも結構楽しませてもらいました。
でも一番反応が良かったのが建築関係の専門学校に通う生徒さん達で、初めに実演を体験した一人の学生さんが携帯で友達を呼び、車座になってアンコール実演を見て、
「スゲー」「マジ?」を連発した挙句に、ついには「神だ!」と言う人まで出る始末。
最後に補修した床材を「これもらってってもいいっスか?」と持って帰る人も・・・。
やる前までは「どうかなぁ・・」と思っていた実演ですが、補修とは何かが分かってもらう方法のひとつとなり、やって良かったと思うことができました。
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