愛知・岐阜・三重県内でフローリング・ドア・階段などのキズ・ヘコミ・シミ・コゲを達人の技で見事に直します。

施工実績

ブログ

カテゴリー別アーカイブ:補修考

補修考 ≪九の巻き≫ ~建物の完成精度について~

今日は補修とは直接関係ないかもしれませんが、建物の完成精度について考えます。
 
建物が完成し、お施主に見て頂く完成確認の際、ほとんどチェックされないお施主もいますが、非常に細かくチェックされる方もいます。
私の今迄の経験で言うと東海地方では、岐阜県、三重県や愛知県でも尾張地区の方は割と大らかな方が多く、名古屋市内や三河地方の方は細かい方が多いように感じます。  
 
これは自動車部品などの精密機械等の会社の方が多く住んでみえることが関係しているのかもしれません。ミリ単位の誤差も見逃さず、針で突いた様なキズや手触りまで指摘する熱意には驚かされます。
 
そういった方の口癖というか、決め台詞に、 「150万のカローラでも精密に作られているのに、何千万もの家がどうしてこんな精度でしか作れないんだ!」というものがあります。
聞いていると何となく正論のような気がしますが、ちょっと飛躍しすぎたたとえ話ですね。  
 
この二つを比べると、製造工程や製品環境が全く違うので比較にならないと思います。 片や工業高校のエリートや大学卒の精鋭部隊がエアコン完備の立派な工場で、ハイテクを駆使して製造するのですから精度も良いに決まっています。  
 
 
一方建物はといえば、現場に大学卒などほとんどいないですし、高校も出てないどころか、背中や腕に絵のある人等も混じった寄せ集め部隊が、屋根さえない現場でうだる暑さや凍える寒さに耐えながら作るのです。 同じ精度を求められても現実は無理でしょう。

さらに、工場勤務組と現場作業組では平均するとおそらく年収も2倍近い開きがあると思いますし、年間休日も工場組は130日くらいあるのに比べ、現場組は50日位でそれさえもまともにとれていない人も多いはずです。
いかに建築業界が劣悪な労働条件かが分かると思います。
低学歴だから労働条件が悪いのか、条件が悪いから良い人材が集まらないのかは分かりませんが、もう少し何とかならないかと考えてしまいます。
 
余談ですが、上物2,500万円の建物の重さを100tとすると、100gあたり25円。200万円の国産車は重さ1.5tで割ると100グラムあたり130円。 重さを基準にすると、車は建物の5倍以上になります。
建物が高い高いといっても、100gにに換算すると特売バナナ並みということです。
 
つまり家100gはバナナ100gと同じ。 さらにマンションなど同じ値段でももっと重いはずですから、グラム単価はもっと安くなり3玉100円の特売白玉うどん位かもしれません。
 
職人が力を併せて作っても、そのくらいかと思うと一寸悲しくなってしまいます。 決して笑いませんが、空想すると面白いです。

     2011.02.16

btn

補修考 ≪八の巻≫ ~補修の商品力~

       

今回は補修の商品力について考えてみます。

商品力とは商品としてお客さんに選んでもらえる魅力のことです。お客さんから見て魅力一杯なら商品力が強いということができます。

 

では、補修における商品力とはなんでしょう。例えば上手さやスピードは誰もが想像できるところでしょう。遅い上に下手ならお客さんが自分でやるのと変わりませんから当然です。

 

ふつうの補修より耐久性があったり、急に出た仕事でも緊急に対応してくれるのも魅力的です。

更に、誰も直せない様なキズを直せる希少性であったり、お客さんによっては大量な仕事に対応できる機動力を求められることもあるでしょう。

又、お客さんとのコミュニケーション力を備えた人も魅力的ですよね。もし、これらの魅力をすべて兼ね備えることができれば最強の補修屋になれるはずです。

 

しかし、実際にすべてを持ち合わせる事は無理なことです。

なぜか、それは料理店に例えるなら分かり易いかもしれません。おいしいイタリアンを食べさせる上に大量のカレーライスとラーメンを作れ、さらに京料理や中国の宮廷料理もできるような料理店があるかを考えれば分かるはずです。そんなことは現実的には無理なことです。

 

ですから各々の補修屋さんは自分の提供できる魅力をいくつか組み合わせて、その商品力をお客さんにアピールし、更に商品力をアップする努力をすることになります。でも、お客さんへのアピールを焦る余り、「何でも直せます」などと吹聴した挙句に返って信用を落としたりしていませんか?

来る球、来る球全部ホームランにはできません。あのイチローでも3~4割がいいところです。

自分の特性を踏まえた上で仕事を絞り込むことで、より熱心な自分のファンを増やすことができるのだと思います。

bakusyuu

写真は昨日三河方面の現場の近くで撮ったものです。季節はまさに麦秋。

 

不順な天候でも季節は着実に移り変わります。

 

畑の実りに感謝して、泡の出る麦のエキスを今晩もおいしくいただきました。

 

補修考 ≪九の巻≫へ続く

VOL.253     2010.05.30

btn

補修考 ≪七の巻の2≫

≪七の巻の1≫はVOL.234

スイッチングコストとは、今迄使っていた物やサービスを別の物に替える(スイッチング)のにかかるコストのことです。

一般的な物品に関してはかからない場合が多く、例えばお米の銘柄を替えたりボールペンを替えたりしたところで何ら問題なく使うことができ、替えることによる出費(スイッチングコスト)はかかりません。

しかしパソコンなどはひとつ替えることで、今迄使ってきたデーターや使い勝手が大きく変わり、それを克服する為にコストや労力が多大にかかることになって、一度使い始めた物を使い続ける傾向があります。

 

建築業界もこれに似て、業者や建材を極力替えないようにしたがります。チャレンジ精神がない感じがしますが、実績のない初めての業者や新しい建材を使うことは思いもよらぬクレームを招く危険があることを経験上知っているからです。

この場合スイッチングによるコストと言うより、リスクがあると言った方が正確かもしれません。

特に補修という仕事は引き渡しが迫ってからの仕事が多く、頼りにしていたのに使えなかったでは済まされないという特別な面もあると思います。

 

補修をはじめ職人仕事というのは流通業界のように大量生産大量販売ができない以上、値下げを武器に営業をかけたとしてもプラスになることはひとつもありません。

 

戦略的な値下げが通用しない以上、価格弾力性の小さい補修業に就いては技術力やサービスによる独自性を出し、お客さんに発信し続ける。これしか生き延びる方法はないのだと思います。

                                   補修考 ≪八の巻≫へ続く

VOL.240     2010.04.15

btn

補修考 ≪七の巻の1≫

価格弾力性という言葉をご存知ですか?私も先日雑誌で知ったのですが、経済用語のひとつで、価格の変動によってその製品やサービスの需要が変化する度合を示す数値のことで

価格弾力性計算式

                                   で表されます。 

価格の変化に対して需要の変化が大きい場合、価格弾力性の数値が1より大きくなり、この状態を「弾力性が大きい」と言います。

そして逆に価格の変化に対して需要の変化が小さい場合、価格弾力性の数値が1より小さくなり、この状態を「価格弾力性が小さい」と言います。

 

一般的にコメや野菜などの生活必需品は価格弾力性が小さく、宝飾品などのぜいたく品は価格弾力性は大きくなります。

それをグラフで見てみましょう。

直線Aが弾力性1のラインで値上げしても値下げしても同じ割合で需要が変化し、売り上げが変化しないラインになります。

大まかに価格×需要=売上と考えると、価格が半分になっても需要が2倍になれば0.5×2=1になるからです。 

直線Bでは、値下げした場合需要が大きく伸びる代わりに、値上げすると需要が大幅に落ち込むことになります。ユニクロジーンズが低価格戦略で大幅に需要が伸びたのはここに入るでしょう。

価格が半分になっても需要が10倍になれば、売り上げは5倍に伸びる計算になります。

 

最後に直線Cは弾力性が1より小さいラインです。このラインでは値上げした場合でも需要が落ち込まない代わりに値下げしても大きく需要は増えないという特徴を持っています。

オイルショックの時は必需品のトイレットペーパーは高値でも需要が減らなかったのはここに入るのかもしれません。

 

さてここからが本題ですが,補修の料金はどう分析できるのでしょう?

ここまで読んだ同業者の方は頭の中でそれぞれ自分にあてはめて試算しているかもしれません。

でもそれを分析するには建設業界の要素をもう一つ加えて考えねばならないと思っています。それはスイッチングコストです。

                                   補修考 ≪七の巻の2≫へ続く

VOL.234     2010.03.15

btn

補修考 ≪六の巻≫

先日ラジオ番組で取り上げられた『ニーバーの祈り』について一寸紹介してみたいと思います。

 

「神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。

神よ、変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの落ち着きを与えたまえ。

そして変えることができるものと、変えることのできないものとを見分ける知恵を与えたまえ。」

 

これはラインホールド・ニーヴァーというアメリカの神学者の祈りです。この祈りには様々な解釈が加えられているらしいのですが、この祈りを補修に当てはめるとどうでしょう。

 

色々な補修の現場を経験していると『手をつけた方がいいのか断った方がいいのか』迷う時があります。そんな時この祈りを思い出してみてはどうでしょう。

『変えられるもの』と『変えられないもの』つまり自分の腕で補修可能か不可能か見分ける知恵が最も大事だと思うのです。

この知恵とは言い替えると『経験』に置き換えることができるかもしれません。判断に迷う時、その意思決定の支えとなるのは、それまで失敗や成功を積み重ねてきたその人本人の経験しかないのだと思います。

 

もしも難しい補修にチャレンジすることもなく、今の技術で直せる仕事しかしなかったとしたら、そこで進歩は止まってしまいます。

しかし判断を誤り、自分の実力では収めることができない仕事に手をつけてしまうと悲惨です。自分の信用がなくなるばかりかお客さんに多大な迷惑をかけることになります。

 

だから自分の為にもお客さんの為にも『知恵=経験』が必要なのです。そして、勇気と落ち着きを持って一歩一歩技術の階段を上ろうと考えています。

                               

                                   補修考 ≪七の巻≫へ続く

VOL.227     2010.02.21

btn

補修考 ≪五の巻≫

補修の仕事をしていると現場で「芸術家のようですね。」と言われることがあります。

そんな時苦笑いしながら「そうですか~?」とか「そんな高尚なものではないですよー。」とごまかします。おそらく筆で木目を描く様子を画家の様だと勘違いして、芸術家のように思うのかもしれませんが、補修は断じて芸術ではありません。

 

 新村出先生の広辞苑によると「芸術」とは、

 1.技芸と学術

 2.一定の材料、技術、様式を駆使して美的価値を創造、表現しようとする人間の活動、及びその     所産

とあります。ですから芸術足り得るためには、創造つまり新たに造り出す必要があります。壊れたものを直す程度のことはやはり補修なのです。

 

 では「補修」とは何か。

 広辞苑の定義は無情です。たった一行。

 『補い繕うこと。手入れ。』

 

芸術と補修は正に月とすっぽん。提灯に釣り鐘。駿河の富士と一里塚。雲泥の差であって、補修など芸術の足元にも及ばないのであります。

芸術を志し日々苦悩し、努力し続ける人々の為にも芸術と補修の違いははっきりさせねばならないでしょう。

 

でも、そんなに補修のことを卑下することもないだろうって?そりゃそうです。創造性はなくてもそれに負けない補修の技術だってもちろんあります。特に本当に困った末に依頼され、きれいに直したお陰で「ありがとう」と言ってもらった時は何ものにも代えがたい充実感を味わうことができ、この仕事をやっていて良かったと思う瞬間でもあります。そんな時補修ではあるけれども再生でもあると思うのです。

STUDIO G PLUSの"G"は「Grow again」(再生するの意)の"G"でもあります。

我々補修屋は「術」は使いませんが「技」でお客さんに喜んでもらえる様日々修行しています。

お客さんの役に立つ職人として更に自信を持てるようになりたいと思っています。

                                補修考 ≪六の巻≫へ続く

  

下の写真は先日東山動物園で撮った皇帝ペンギンとライオンです。

東山動物園のペンギン

東山動物園のライオン

VOL.224     2010.02.10

btn

補修考 ≪四の巻≫

今日の補修考は補修レベルをグラフにして考察してみたいと思います。

まず、グラフの見方ですが、Y軸が補修レベルで上に行くほどレベルが高くなります。そしてX軸はお客さんの目の厳しさになり、右へ行くほど細かいお客さんになります。

次に直線お客さん満足直線といい、厳しい客さん(右に行く)ほど高い補修レベルが求められることを表しています。

そして直線A~Cは、補修屋さんの技術レベル直線で、CさんよりBさん、BさんよりAさんの方が技術レベルが高いことになります。つまり、この技術レベル直線がお客さん満足直線より上にあれば、その人の技術でお客さんに喜んでもらえることになります。

そしてこの2本が交差している点a、b、cは技術レベルがお客さんの満足度を越すことができない、つまりその補修屋さんではそのお客さんの仕事を収めることができない補修限界点です。 

よってBさんよりAさんのほうが限界点が高く、より厳しいお客さんを満足させることができることを示しています。

 

、技術レベル直線お客さん満足直線とY軸に囲まれた三角形は、その補修屋さんの補修可能区域です。その三角形の面積を比べるとCさんよりAさんの三角形が大きく、より補修の幅が広いことが見て取れます。これはAさんは自主検レベルの仕事なら全力を出すことなく楽々直すことができることを示しています。それに比べCさんは内覧レベルを収められないどころか自主検レベルを収めるので精いっぱいであることが分かります。 

つまりAさんは自主検レベルの仕事なら現場の状況に合わせて70%くらいの力で流してスピードをアップすることも可能なのです。 

 

そして直線を見て下さい。限界点はありませんね。そう、つまりどんなに細かいお客さんも目を疑い狂喜乱舞し、涙を浮かべる程の技術、神の領域です。

補修屋なら誰でも憧れる天上人。 さぁS級目指して日々精進!! 

      

  補修考 ≪五の巻≫へ続く

VOL.221     2010.01.31

btn

補修考 ≪参の巻≫  ~ 仕上がりとコスト ~

以前ブログで一寸ふれましたが、この仕事の難しさのひとつに、補修作業の完成をどの辺にするかがあります。当然お客さんに満足してもらうレベルに仕上げるのが大前提になりますが、かと言って自分が大満足できるまでこだわり過ぎるのは考えものです。

 

「オイオイ、もう充分だよ。一か所にどれだけ時間かけるんだ。まだキズはたくさんあるよ!」とお客さんに言われてしまいます。

それはそうです。多くの補修屋が人工毎で料金を設定している以上、補修に時間がかかるということは、お客さんへの負担が増えるということになるのですから。仕上がりのレベルを上げれば時間がかかりコストも上がります。そしてコストを優先させると時間がかけられなくなり仕上がりレベルが下がることになります。

 

補修考壱の巻でも述べた様に、もともと無い方が良い仕事の補修ですから、お客さんの負担を最小限に食い止め、お互いウィンウィンの関係を築くためにはどうしたらいいのか。

この相反する条件を解決するには腕を上げることです。つまり早く上手に直せればよいのです。

                                補修考 ≪四の巻≫へ続く

  

春の七草  七草粥

写真は昨日食べた七草粥です。年末年始ごちそうを食べすぎた胃を優しく元の状態に戻してくれます。    

「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七草」 

先人の知恵によって生かされている我等です。

VOL.214     2010.01.08

btn

補修考 ≪弐の巻≫ ~ 補修業界の軌跡と未来 ~

今回は補修業界の軌跡を外食産業の軌跡に重ねて考察し、更にその未来を想像してみたいと思います。

 

外食産業がここまで一般的になる前、どこの家庭も自宅でご飯を作る内食していた様に、建築業界も補修屋が出るまでは付いてしまった小キズは職人さんが自分で直すのが当たり前でした。

この時期を補修屋起源前期と呼ぶことができるでしょう。

 

そして食生活の変化から、家庭で出せない味やメニューを求めて外食が一般的になることで外食産業広がったのと同じように、建築業界では直りにくい建材の普及や施工の無理な効率化によるキズの増加から補修屋の需要が高まりました。

この時期を補修屋発生期とします。

 

その後、より手頃なファミリーレストランを展開する為に大手が参入し、調理や接客をマニュアル化することで供給不足を補い外食産業は一気に拡大します。

同様に補修業界も大手の積極的な新人育成により補修人口が増加し始め、更に大手からの独立組や他業種からの参入がそれに拍車をかけ、補修業界はなくてはならない一大産業になったのです。

この時期を補修屋ビックバン期と呼ぶことにしましょう。

こうして外食産業が何十年もかけて発展したような軌跡を補修業界はわずか十年そこそこで辿り成熟期を迎えたのです。

 

しかし、リーマンショックに端を発する景気の後退後、好調だった補修業界も一変することとなります。しかも補修業界は慢性的な供給不足の時代しか経験していない為、にわか仕込みの技術や対応力の足りない人がタケノコのように大量生産されており、今のような業界の急ブレーキについて行けていない補修屋が多くでることになりました。

 

さて、現在飽和状態にある外食産業において大手ファミレスの縮小が進んでいます。メニューが多く何でもある代わりに味はどれもそこそこで、特徴のなさが原因の一つと考えられます。

つまり、お客さんは外食のことを手軽に食事をする為の手段としてだけ見るのではなく、自分は何を食べたいのかはっきりと打ちだし、例えば「おいしい寿司屋はどこにある?」というように、自分のニーズを満たしてくれる店を選び探す時代になってきていると考えられます。

飽和状態を迎えた補修業界も同じような道をたどることが考えられます。特徴のない普通の補修屋さんは価格競争のあおりを受けて縮小方向になるのではないでしょうか。

今後は補修屋がそれぞれのお客さんに合わせた技術をもっと磨き独自性を出し、更にそれをアピールし続けることで成長できれば必ずお客さんから選んでもらえる補修屋になれると思います。

次世代が「補修屋安定期」にすることができるか、それとも、「補修屋冬の時代」になってしまうかは、我々補修屋の肩にかかっているのです。愚痴を言っている場合ではありません。

 

以前このブログでご紹介した(株)ワイキューブの安田さんの言葉を再度書きます。「質の追求に限界はなく、数の追求に未来はない。」

 

この不景気は補修屋にとって初めての試練です。これにへこたれることなく乗り越えられるようお互い頑張りましょう!

          補修考≪参の巻≫に続く

代表写真

VOL.203     2009.11.29

btn

補修考 ≪壱の巻≫

僕は仕事柄、当然のことですが補修について考える事が日課になっています。

補修の技術の限界がどこなのか、画期的な性能を持つ補修材料が開発できないのか、更に理想的な補修屋とはどうあるべきか等、ずーっと考え続けているといっても過言ではありません。

そんな考えの中から日頃感じた事をこれから何回かに分けて書いてみたいと思います。

 

まず補修の仕事について私感を述べたいと思います。補修とはご存知のように建物の傷を分からない様にする仕事ですがその歴史はまだ浅く、補修だけを専業として最初にやり始めたのは15年位前と聞いています。他の職人さんの歴史に比べると足元にも及ばない新しいい職種と言えます。

 

まず補修が他の仕事と最も違う点。それは「無い方がいい仕事」だということです。つまり、同じように現場で作業しますが、他の職種は建物の見積りにも乗せて工務店さんやゼネコンさん等のお客さんの利益にと貢献できますが、我々補修屋の仕事は負の部分の仕事です。当然傷さえなければお客さんのの利益になるべきお金の中から頼まれている仕事だということです。

 

そして、最終手段的な意味合いの仕事が多いことです。部材の交換が物理的、費用的、時間的に不可能に近い時に依頼を受けることになり緊急性と確実性が求められます。

 

又、もうひとつ言うと技術的な差が出やすい仕事であることは今のところ言えると思います。上手いか下手かの差が大きいということです。「お住まい」の現場でオーナーさんの見ている前で作業をする時、オーナーさんは我々が何をしに来たかを知っています。つまり「この人は傷を直しに来た人だ。」という目で見ます。そしてその目はうまく直すかどうかの一点に注がれるのです。そんな時能書きは意味がありません。上手いかどうかだけが問われることになります。

 

これらのことからお客さんからの期待度はどうしても高く感じられると思います。 

                                     補修考≪弐の巻≫に続く

-----------------------------------------------------------------

お陰さまでこのブログも200回を迎えることができました。

忙しい現場を移動の車中や、風呂の中でまで原稿を考えての達成で素直に喜んでいます。これからより忙しい時期に入りますが何とか補修屋のことを少しでも広く知ってもらえる様続けられるところまでやってみたいと思います。

ご愛読下されば幸いです。

おめでとう

VOL.200     2009.11.19

btn
  • メールで補修無料相談
  • お見積フォーム
blogtitle
blogtitle

どう治るの?補修例

スタジオジープラスから皆さまへのお約束

個人のお客様はこちら
賃貸業者のお客様はこちら
ハウスメーカー・工務店のお客様はこちら
運送業・その他の業者のお客様はこちら
写メで見積もりのやり方
見積り依頼メールフォーム

スタジオG+

〒464-0845
愛知県名古屋市千種区南明町2-69
TEL : 052-737-6600

mail

topbtn
Copyright ©STUDIO G PLUS All Rights Reserved.